タケユー・ウェブ日報

Ruby on Rails や Flutter といったWeb・モバイルアプリ技術を武器にお客様のビジネス立ち上げを支援する、タケユー・ウェブ株式会社の技術ブログです。

IntelliJ IDEA 13.1 + Ruby plugin 6.5.0.20140314 DE リモートデバッグ on Rails

リモートインタプリタ設定済みのRailsアプリで、IntelliJのデバッガを使用したので手順メモ。

RubyMineからVagrantのサーバに対しリモートデバッグ - Qiita

などでは面倒な手順を踏んでいるが、少なくとも現在(2014.6.20)のバージョンではとても簡単に利用できる模様。

準備

IntelliJ IDEA 13.1 + Ruby plugin 6.5.0.20140314 DE リモートインタプリタ Rails開発

デバッガ起動

Development server実行の横のデバッグボタンを押します。

Debug

すると必要なgemのインストールを促されるので[Yes]

The gem debase required by the debugger is not currently installed.

※手動でインストールする場合は gem install ruby-debug-ide --no-ri --no-rdoc

インストールが進行し・・・

install ruby-debug-ide

終わるとデバッガ付きで開発サーバが起動します。

debugger

ポート番号等表示されていますが、これはIDEAのリモートインタプリタ機能でうまく扱ってくれていて、特別にポートフォワーディング設定が必要だったりはしないようです。

ブレークポイントを設定する

試しにビューに設定してみます。

エディタの左余白部分をダブルクリックすると赤●が表示されます。これがブレークポイント

ブレークポイント設定

この状態で開発サーバにアクセスすると・・・(http://127.0.0.1:3000/entries/1

先ほど作成したブレークポイントで処理が中断し、その時点でのコンテキストや変数の内容、スタックトレースなどが表示されました!

すばらしい。

デバッガ動作

このように、リモートインタプリタでも、とてもかんたんにデバッガを利用することができました。