タケユー・ウェブ日報

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Data API + Location プラグインでAndroid地図アプリを作ってみる

いまさらですがMovableType Data APILocationプラグインのサンプルとして、かんたんなAndroid地図アプリを作成してみました。

機能としては以下のような基本的な検索&更新があります。

  • 地図表示範囲内の記事データを取得してGoogle Maps Android API v2上にマーカー表示
    • 地図を移動すると再検索&表示
    • マーカーをタップすると記事タイトル(スポット名)を表示
    • 記事タイトルをタップすると、編集フォームを表示
  • 地図上を長タップすると新規作成フォームを表示
    • 入力したタイトル、位置で記事を作成しマップに反映

Data APIによって、このような従来のCMSの枠に捕らわれない、新たな活用法が見えてきます。独自にAPIを構築することに比べパフォーマンス面は不利ですが、MovableTypeが備える管理画面や認証・権限管理などをそのまま利用できるので、構築にかかる工数を大幅に削減できるものと思います。

サンプルソース uzuki05/android-Location-DataAPIExample

JavaAndroid初心者がコピペしながらいろいろ試していったもので設計も何もしていないクソコード(調べてた過程:AsyncTaskLoaderでWebAPIを叩く

表示領域内の記事を検索

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横向き表示では表示中の記事一覧も

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一覧から選択すると該当マーカーに移動

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マップ中を長タップすると・・・ マップ中を長タップ

新規作成フォームを表示し、タイトルと位置の調整ができます。

新規作成フォーム

「OKボタン」を押すとDataAPIを通じて記事を登録し、結果をマップに反映します。

DataAPIを通じて記事を登録し、結果をマップに反映

登録された記事はもちろん管理画面上でも確認できます。

MovableTypeの管理画面上でも確認

登録済みの記事編集も。

登録済みの記事の編集も